第71回SCJSF&JABAフォーラム(NDC共催)
日時:2023年10月21日(土)午後3時~5時
(講演会後に交流会、懇親会があります)
会場:UCLA Anderson School of Management D-301
講演1
「工学と融合したてんかん・脳波の研究」
代田 敦郎(だいだ あつろう)
要旨:てんかんという病気をご存知でしょうか。凄く稀な疾患と思われる方も多いかもしれませんが、実は100人に1人の比較的頻度の高い疾患です。脳の電気的な活動を見る、脳波検査はてんかんの診療でとても大切な検査です。今回は脳波がどのように臨床現場で使用されているかお見せするとともに、工学と融合して脳波を研究するプロジェクトの一部をお見せできればと思います。
ご略歴:東京医科大学医学部 ・東京医科大学大学院博士課程卒業、小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医。聖路加国際病院小児科で研修を行った後、埼玉県立小児医療センター神経科と国立精神・神経医療研究センター微細構造研究部で勤務。2022年9月よりUCLA小児科神経部門に留学。
講演2
「UCLA Biodesign:Innovation in Healthcare」
串岡 純一(くしおか じゅんいち)
要旨:「Biodesign」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?「Biodesign」とはMedicine, Engineering, Business,Designという異なる領域を掛け合わせてヘルスケアにイノベーションを起こす方法論です。UCLA Biodesign Discovery Fellowshipとは異なるバックグラウンドを持つ方々とチームを組み、様々な⻆度からの臨床現場観察を通じて"Unmet Needs"を掘り起こし、適切な"Solution"を開発してビジネス化を目指す1年間のコースとなります。Discovery Fellowとしての私の取り組みや、その他のヘルスケアイノベーションに関する活動をご紹介致します。
ご略歴:大阪大学医学部・大阪大学大学院博士課程卒業、整形外科専門医、医学博士。大阪大学病院等での臨床勤務を経て、Stanford University School of Medicine博士研究員、Stanford Ignite(Graduate School of Business)修了。株式会社ayumo共同創業、取締役(CMO)。現UCLA Biodesign Discovery Fellow。一般社団法人JapanHealthcare Innovation Hub理事。DOCSF-JAPAN Co-Chair。