第42回フォーラム 「南極と司法」

日: 2016年6月4日(土) 

講演No.1
「なぜ南極で海の研究をするのか」

中山佳洋(Yoshihiro Nakayama)
Jet Propulsion Laboratory

要旨:世界の海の中で、南極海は最もわかっていない。どの大陸からも距離が遠いだけでなく、氷山、海氷、ブリザードといった厳しい気象条件が南極での現地観測を困難なものとしている。しかし、南極は気候変動を考える上で重要と考えられている。今回の発表では、「南極はどういうところなのか?」、「南極の研究はどのように行われているのか?」といった基本的なことから、「南極は気候変動を考える上でどうして重要なのか?」、「南極を研究するおもしろさは?」といった発展的なことまで幅広く紹介する。

略歴:名古屋大学工学部機械航空工学科卒業(2009年3月)。修士課程から地球物理、特に極域の海洋の研究を始める。北海道大学環境科学院(2011年3月卒業)。博士課程のため渡独しAlfred Wegener Institute, Helmholtz Centre for Polar and Marine Research/University of Bremenにて西南極、特にアムンセン海の研究を始める(2015年2月卒業)。2015年7月より渡米し、University of California Irvine を経て、現在Jet Propulsion Laboratoryでポスドク研究員。

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講演No.2
「アメリカの司法」

山口崇(Takashi Yamaguchi)
University of California, Los Angeles (UCLA)
School of Law (Criminal Justice Specialization LL.M)
法務省刑事局

要旨:多くの人にとっては馴染みのない司法という言葉。その仕組み、そこで働く人々、そこで生じる問題…。しかし馴染みがないだけに興味も持たれているのではないかと思います。最近も、最高裁判事の死去に伴って後任判事の選任の問題や、スマートフォンの暗号解除の問題が報道されていましたよね。今回は、そういった最近アメリカ合衆国で起きた、司法が関係する時事的な事例を紹介します。それを通して、少しだけ司法について知ってみませんか? そして、可能であれば、それらの事例が示唆するもっと広くて深い問題に思いを馳せてみませんか? 事例は複数考えていますが、最近話題になったものの中から、細かい法解釈ではなくもっと大きな視点が問題になりうる(その意味で皆さんが自由に論じることができる)事例を選びたいと思っています。

略歴:2009年東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻(J.D)。2011年東京地方検察庁検事。2014年法務省刑事局付。2015年Duke University School of Law (LL.M)。2016年UCLA School of Law (Criminal Justice Specialization LL.M)

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