第40回フォーラム 「宇宙と海」

日:2016年2月21日(日)

講演No.1
「深宇宙ナビゲーション」

髙橋雄宇 ( Yu Takahashi), Ph.D.
Navigation Engineer, Mission Design and Navigation Section, JPL

太陽系の様々な天体に人口衛星を届け、惑星探査を続けるJPL。何億キロも離れた人工衛星から送られてくる様々なデータですが、そもそもどのようにして人工衛星は天体に辿り着き、ときには着陸し、そしてまた地球に戻ってくるのでしょうか?現在参加しているミッションでの経験と、専門の小惑星探査の話を交えながら解説していきます。

略歴:2013年にUniversity of Colorado at Boulder、Aerospace Engineering Sciencesにて博士課程修了。同年よりNASA/CalTechの研究機関であるジェット推進研究所(JPL)にてMission Design and Navigation部に所属。現在は準惑星ミッションであるDawnと、木星ミッションであるJunoの軌道決定に従事。専門は小惑星の重力モデリングと、人口衛星の軌道決定。

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講演No.2
「日本の国際漁業政策」

福釜知佳 (Chika Fukugama)
University of California, Los Angeles (UCLA)
Luskin School of Public Affairs, MPP Candidate
水産庁

寿司には欠かせない日本のソウルフード、マグロ。昨今は過度な漁獲により資源量が激減。他国漁船の増加・獲り過ぎを懸念する声もありますが、全マグロ種の約4分の1、高級マグロの7~8割を消費する日本の責任はそれ以上に大きく、マグロ管理の旗振り役として国際的に注目されています。完全養殖は万能薬か?天然マグロを食べ続けられるか?等、マグロ資源の現状と「持続可能な利用」を目指す日本の国際漁業政策について解説します。

略歴:2012年東京大学農学部卒業(水産学)、農林水産省入省。水産庁にて国内漁業管理及びマグロ等の国際漁業管理に携わり、「みなみまぐろ保存委員会」をはじめとする数々の国際会議に参加。将来の交渉業務に資するため、海外派遣制度により2015年9月よりUCLA公共政策修士課程在籍。日米の自然保護政策の相違等 について学ぶ。

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