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第39回フォーラム
「2015年ノーベル賞解説特集」

日:2015年11月21日(土)


解説No.1 生理学・医学賞
「線虫の寄生による感染症に対する新たな治療法に関する発見」  微生物のチカラを借りて年間3億人を病魔から救った化学者~イベルメクチンの誕生~

解説担当:吉野 公貴 B.S. (Kouki Yoshino, B.S.)
Graduate Student, Department of Chemical and Biomolecular Engineering
University of California, Los Angeles(UCLA)

ご略歴:2015年UCLA化学工学学科卒業。学部4年間は好熱菌を利用して次世代バイオ燃料生産の研究を行う。同時期に株式会社リバネスにてインターン、未来の子どもたちに出前実験教室を通して科学の素晴らしさを広げる活動に携わる。現在は微生物の遺伝子組み換えを用いて人に役立つ物質の生産の研究を開始した。趣味でゴルフも行っている。

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解説2:物理学賞
「素粒子「ニュートリノ」が質量を持つことを示すニュートリノ振動の発見」 『ニュートリノ振動の発見ってすごいよね!』と心から言えるために

解説担当:南崎 梓 Ph.D. (Azusa Minamizaki, Ph.D.)
Freelance Science Communicator

ご略歴:2010年お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科博士課程修了(素粒子物理学)。同年より東京大学本部広報室にて研究成果・学問の情報発信担当のサイエンスコミュニケーターとして、2013年5月まで勤務。結婚を機に2013年に渡米し、フリーランスライターとして主に科学と大学について執筆活動中。

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解説3:化学賞
「DNA修復の仕組みの研究」 私たち生物の設計図にエラーが起きたらどうなる?

解説担当:劉 孟佳 MS (Norika Liu, MS)
Molecular Cellular Integrative Physiology at UCLA

ご略歴:2011年早稲田大学先進理工学部生命医科学科卒業後、同学科修士課程へ進学。ラット動脈管内皮細胞の網羅的遺伝子発現解析に成功。2013年よりUCLAにて分子細胞生物学・生理学博士課程を開始。American Heart Association Predoctoral Fellowship Award受賞。血管内皮損傷モデル動物を作り、血管修復の研究を行う。これは、カテーテル治療によって傷ついてしまった血管の再狭窄を防ぐ、という応用を目的にしている。

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