心臓画像診断最前線 - 心エコーの立場から
出雲 昌樹 (Masaki Izumo),
M.D., Ph.D.
Research Fellow
Division of Cardiology
Cedars-Sinai Medical Center
心疾患は日本において癌に次ぐ死因第二位、世界においては第一位を占め、命に直結する疾患です。心機能評価、病態把握において画像診断は日常臨床の現場で 大変重要な役割を担い、心エコーは最も広く使用されるツールの一つであります。近年3次元心エコーの臨床応用に伴い、心臓の解剖学的把握が容易となり、画 像診断の向上に一躍をかっております。実際の症例、最新の知見を通して心臓画像診断、心エコーのリアルワールドをお伝えできればと思います。
経歴: 2004年聖マリアンナ医科大学卒業後、2006年同大学病院にて臨床研修終了。2010年聖マリアンナ医科大学大学院医学研究科(循環器内科) 博士課程修了。同年よりCedars-Sinai Medical Centerにて研究員。心エコーを通して心臓病の病態解明及び機能評価方法の確立に取り組んでいる。