「現代建築とコンピュテーショナル・デザイン」

建築デザインでCAD(Computer Aided Design)の形でコンピュータが利用されるようになり数十年が経過しましたが、近年新たな潮流として、コンピュテーショナル・デザインと呼ばれるコン ピュータを用いたデザイン手法が現れつつあります。これはパラメータによる論理構造を形態デザインに取り込むパラメトリック・デザインやプログラムのコー ドを通じて形態デザインを行うスクリプティングを含み、これまでの手法では困難であった複雑な形態のデザインや、構造・環境・コストの解析をデザインに取 り込む最適化を可能にします。本講演ではMorphosis Architectsにおけるコンピュテーショナル・デザインの事例を紹介し、現代建築における新たなデザイン手法の潮流についてお話しします。

 

杉原 (Satoru Sugihara, M.S., M.Arch.)
Computational Designer
Morphosis Architects

経歴: 2001年東京工業大学情報理工学研究科数理・計算科学専攻修士課程修了後、東京藝術大学先端芸術表現科特別講師並びに国際メディア研究財団研究 アシスタントとしてメディア・アートとインタラクション・デザインに従事。2003年独立行政法人情報処理推進機構未踏ソフトウェア創造事業にて採択され たプロジェクトに従事し、2006年にUCLA Dept. of Architecture and Urban Designにて建築修士号取得。建築事務所Greg Lynn FORM並びにDR_Dでの勤務を経て、2007年より現職。