生理学・医学賞「体外受精技術の開発」

今年のノーベル生理学・医学賞は体外受精による出産を世界で初めて成功させたイギリスケンブリッジ大学名誉教授、Robert Edwards博士に贈られました。長年動物の体外受精の研究を行っていた彼は、産婦人科の医師Patrick Steptoeの協力のもとヒトの体外受精の研究を開始します。そして1978年7月25日深夜、ついに世界初の体外受精児Luise Brownの誕生を向かえることとなります。不妊治療に新しい道を切り開いた彼らの功績を歴史的、科学的側面の両方から紹介したいと思います。

 

高島 茂雄, Ph.D.
Postdoctoral Researcher
Department of Molecular, Cell, and Developmental Biology
University of California, Los Angeles

経歴: 福岡県出身。山口大学で博士号を取得後、国立遺伝学研究所、東京大学を経て2005年8月より現所属。発生遺伝学を専門とし、現在はショウジョウバエを使って消化管の細胞を生み出す幹細胞の研究に取り組んでいる。